釣り人にとって「遠征」は、楽しみの一つですよね。
自宅から遠くて普段は行けないあの場所・・仕事の休みも取れたなら、釣り道具を準備をして行ってみましょう!

宿泊費を抑える事ができるし、自分の時間を効率的に使える「車中泊」は、非常に経済的で朝マズメをジャストタイムで狙えるというメリットがあります。
しっかりと寝る為のスペースや釣り道具などを載せる為のスペースを車内で確保するには、なるべく荷物をコンパクトにしたいですよね。
釣りの遠征車中泊で、今回、間違いなく必要になるものをまとめてご紹介します。
必要なもの【必需品】
食材や釣り関係の道具以外に、遠征車中泊に最低限必要なものをご紹介します。
①充電式ランタン/モバイルバッテリーなど
暗い車内の光の確保とスマホやタブレットなどを充電する事ができれば、夜の待ち時間は快適に過ごすことができます。
釣りで車中泊の場合は、必ずスマホの充電不足に陥りますので、これは必需品です。
夏の車内は蒸し暑いので、LEDランタン+充電式クーラーなどをセットで持っていくのも便利です。
②サンシェード
車外からの目隠しとして、車の窓ガラスに取り付ける遮光サンシェードや窓にかぶせるタイプの虫よけネットが市販されています。
夜間は、明かりを点けると車内が見えてしまうので、完全に見えないようにしたいという方は、車用のカーテンをおススメします。

100均の銀マットやカーテンなどで自作してもプライベート空間を安上がりで作れるので便利です。
③マット
翌朝の釣りに集中する為にも、車の中で快適に寝る為のマットがあると便利です。
アウトドア用のマットでも応用できますが、最近では車中泊専用のマットも市販されています。
マットがないと体が痛くなったりするから、翌日釣りに行くならば釣果に影響するかも・・
④寝袋(シュラフ)
車中泊するシーズンや場所などで、適したものを選びましょう。
車内とはいえ、真冬の防寒対策は必須です。
あると便利なもの
虫スプレー
特に夏場は必要です。車に入った一匹の蚊と格闘して不眠にならない為にも、虫スプレーはあると便利です。
ワンプッシュもおススメです。
クーラーボックス
釣れた魚はもちろんのこと、食べ物や飲み物の保存用として重宝します。

クーラーボックスはかさばりますが、車内でのテーブル・イスの代用品としても活用できます。
防犯グッズ
基本的に貴重品は、ダッシュボードや見えるところには置かない事をおススメします。
ドライブレコーダーの取り付け、ドアロックの徹底、防犯ブザーなどあれば安心ですが、安全の為にも防犯意識を持ちながら車中泊しましょう。
その他キャンプグッズ
ランタン、食器類、クッカー、コンロ、バーナー、レジャーシート、テーブル、チェアーなども揃っていると車中泊も快適に過ごすことができます。

普段からキャンプをする方は、キャンプグッズ一式を揃えていると思いますので、車中泊グッズも準備しておくと便利ですね。
車中泊する場所の条件
道の駅やオートキャンプ場、公園の駐車場や港など、それぞれ場所によってルールやマナー、注意事項は変わってきますので、事前に情報収集して車中泊する場所を選んでいきましょう。
釣りの車中泊する場所を選ぶ際のポイントとして、下記の5つを参考にしてみてください。
①近くに入浴施設がある
②トラックの駐車場や高速道路などから離れている静かなエリア
③無料WIFIが整備されている
④キャンプ場併設など(トイレ・水の補給など)
⑤近くに釣り場がある
車中泊の注意すべきポイント
[エコノミークラス症候群に注意しましょう]
エコノミークラス症候群とは、狭いところに同じ姿勢で長時間いることで静脈中に血の塊「血栓」ができ、その血栓が肺に詰まる病気です。
車中泊は長時間狭い車内にいて、ほぼ大勢も変えられない為注意が必要です。
対策としては、できるだけゆったりとした服装にして、水分をこまめにとるように心掛けましょう。
[エンジンのかけっぱなしは危険です]
夏や冬にエアコンを作動させるためにエンジンをかけっぱなしにして、就寝することは危険です。アイドリングによる排気ガスが、外気導入や排気ガスの逆流などが原因で車内に充満すると一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
車中泊時はなるべくエンジンを切っておきましょう。
[防犯対策]
車のドアをロックすることはもちろん、車内が見えないような対策をすることも重要です。
万が一に備えて、携帯電話などの電波が届くかどうかもチェックしておきましょう。
[マナー]
車中泊する場所に民家や他の車も居たりする事もあります、ステレオやラジオなどの騒音、窓を開けっ放しで会話するなどトラブルの原因になりますので、周囲への配慮も心がけましょう。
釣りの遠征車中泊はちょっとした旅
釣りも楽しめ、いつもと違う場所で寝る非日常的な特別な「釣り車中泊」は、アウトドアの醍醐味といえるのではないでしょうか。
初めての人も、ぜひ、「釣りライフ」に「車中泊」を取り入れて、釣りの遠征をもっと楽しいものにしていきましょう。