最高のアウトドア「釣りキャンプ」。
その名の通り、キャンプも釣りも楽しむという「釣り」と「キャンプ」を融合させた、釣りキャンプ。通称「釣りキャン」。
友人と、家族と、もしくはソロで、自然をふんだんに満喫して楽しめる究極のアウトドアキャンピングです。
通常のキャンプと比べると、準備する物が多くなったり、近くで釣りができるキャンプ場に限られたりと、「釣りキャン」の段取りは多くなってしまいますが、それ以上に皆さんのキャンプライフを良いものにさせてくれるでしょう。
お父さんが活躍する釣りキャンプ
「釣りキャン」は、子供たちが自然を体感しながら、学び、自然の中でいろんな知恵を養う事ができるファミリー向けのキャンプです。
釣りも楽しんで、キャンプも楽しむ。
そして、お父さんが、釣った魚を料理する「キャンプ飯」。
釣りキャンの魅力は、なんと言っても釣った魚を調理して食べる事にあるのではないでしょうか?
今回は、釣った魚をおしゃれに、美味しく調理して、ファミリーキャンプでお父さんが家族に自慢できる「キャンプ飯」をご紹介します。
その前に・・釣りキャンプ飯の準備
通常のキャンプの準備に加え、釣り道具も然り、料理の準備もしなくてはなりません。釣りキャンプ飯は、釣った「魚」をメインディッシュとして調理する事を目的にしていますので、魚を捌く為の道具は必須になります。
ここでは、通常のキャンプで準備するグッズや釣り道具を省いて、「釣りキャンプ飯を調理する為に必要となるもの」をリストアップしてみました。
魚を捌く為の道具
普段から釣った魚を捌く方は、出刃包丁やナイフなどお持ちだと思いますので、敢えてここでは100均で揃える事ができる道具をご紹介します。
【ウロコとり】
包丁で魚のウロコをとっていくのも良いですが、せっかく釣った魚です、子供でも簡単に・安全に、魚のウロコを剥がせる「ウロコ取り」があれば、調理も子供たちと一緒に楽しめます。
【包丁】
できれば、出刃包丁と小出刃包丁の両方があると便利ですが、小出刃包丁は一つ持っていると便利です。大きな魚が釣れた時は、困るかもしれませんが・・
【まな板】
この手のものは、100均で購入できるもので充分です。
その他調理器具など
【スキレット】
【アルミホイル】
【キッチンペーパー】
調味料
【オリーブオイル】
【塩コショウ】
【バター】
【水】
その他
【ゴミ袋(生ゴミ入れ)】
【各料理に使う野菜などの食材】
釣りキャンプ飯【3選】
では、本題であるインスタ映えする「釣りキャンプ飯」3選をご紹介します。
①アクアパッツァ
魚のうま味をふんだんに活かすアクアパッツァは、ワインとアサリもあれば、とても美味しくなりますが、今回は釣った魚のうま味と水を使ったアクアパッツァをご紹介します。
材料
【魚の切り身・ミニトマト・イタリアンパセリ・オリーブオイル・塩・水】
作り方
⑴釣った魚に塩を適量塗して、30分程タッパーの中で冷蔵保存します。
⑵その間に、ミニトマトを半分の大きさにカットしましょう。
⑶魚の水分をキッチンペーパーで拭き取り、スキレットにオリーブオイルを敷いて魚の両面焼いていきます。
*ポイント:焼いた後の油は、キッチンペーパーなどでスキレットを拭き取っておきましょう。
⑷水とミニトマトを入れて、強火で加熱します。
⑸グツグツと沸騰して程よく火が通ってきたら、塩を入れてソースのように乳化させましょう。
⑹最後に、オリーブオイルを適量かけて完成です。
②焚き火でホイル焼き
シンプルで簡単!魚の切り身とキノコ、ニンニクを使った簡単なホイル焼きは、焚き火の中で数分の間、火を通します。
材料
【魚の切り身・オリーブオイル・キノコ・ニンニク・塩コショウ・バター・醤油かポン酢】
作り方
⑴アルミホイルを広げて、魚・オリーブオイル・キノコ・ニンニクをアルミホイルの中に入れます。
⑵味付けは塩コショウ・バターを入れて、アルミホイルで包みます。
⑶火の通りをアルミホイルを開けながら確認し、程よく火が通っていれば、醤油やポン酢などをかけて完成です。
③アヒージョ
魚が釣れなかった時のための食材確保も忘れずに!
メインディッシュの食材確保を、自然に委ねる「釣りキャン」では、必ずしも、魚が釣れてくれるとは限りませんので、スーパーなどで魚介類、もしくは肉類などを購入してクーラーボックスで保冷しておくと安心です。
上記に挙げたキャンプ飯【3選】は、これらの食材などを応用して美味しく調理できますので、魚が釣れなかった時の為に、予備の食材は準備しておきましょうね。