先日からアテンドさせて頂いているアメリカは、サンフランシスコのYOUTUBER「OUTDOOR CHEF LIFE(アウトドア・シェフ・ライフ)」のTAKUくんとJOCELYNさんと釣行2日目。
2日目は、将健丸(しょうけんまる*将健丸の過去の記事はこちら鹿児島県本土でグルクンが釣れる! )で船釣りです。釣行後に釣った魚をYOUTUBE用に料理撮影も控えていることから、案内している筆者としても少しプレッシャーを感じております。将健丸は、通常ジギング船としては対応しておりませんが、今回だけは特別対応して頂きました。(拝)
10月後半の低気圧の風が吹き荒れる中、海上のコンディションは最悪の状態ではありましたが、幸いな事に天気は良好。
ネイゴやハマチの回遊があるとの事でしたが、どのような釣行だったのかは、YOUTUBEチャンネル「outdoor chef life(アウトドアシェフライフ)」でご覧いただけますが、どうぞこちらでも。
荒れる錦江湾 ハガツオ
吹き荒れる風と透き通る青空の中、荒れる外港の波を朝6:30に出港しました。
同行したのは、筆者含めた7名。
まず、出港してすぐの青物回遊ポイントでジグを投下していきます。
この日の海は荒れており、誰か船酔いするかと思いましたが。。
なんとか大丈夫でした。
朝陽が心地良い錦江湾は、荒れ気味。
このまま釣りになるのか不安も頭を過りならがらも、ベイトの反応の濃い根周りの上を流していきます。
7人でジグを落としていくも、まだ一人も「魚信」のない厳しい状況が続く中、、
TAKUくんのジグにHIT!
アメリカ製のスピナーベイトに「ハガツオ」きました!
ナイスフィッシュ!
釣ってすぐに料理をイメージするTAKUくん。
さすがアウトドアシェフ。
とりあえず、料理の素材は釣れて一安心。。
その後、ポイントを移動し、カンパチ・ハマチ・オオモンハタ・イトヒキアジなども釣ることができて、風が強くなってきたこともあり昼過ぎまでで釣りは終了。
釣った魚を調理
鹿児島県南大隅町にある立神公園まで移動。
ここは、対岸の開聞岳を一望できる絶景のキャンプ場です。
釣った魚で、TAKUくんの料理が始まります。
ハガツオ・カンパチなど手際よく捌いていく中、筆者も小さなオオモンハタやソウダガツオを捌いてお手伝い。
TAKUくんの巧みな「すき引き」に圧巻です。魚のウロコの下にある薄皮ごと切り取るという素人とってはとても高度な包丁テクニックとなるのですが、まな板との角度を決めて包丁を引きながら魚の皮をきれいに引いていくTAKUくんの「すき引き」。筆者は、包丁がブレてしまい皮を切ってしまう事が多いのですが、さすがは元寿司職人だけあり、見事なすき引きでした。
TAKUくんが魚を捌いている間は、火起こしやイトヨリの味噌汁作りなどをして、準備していきます。ハガツオ・カンパチのお刺身、握り、ハマチ炭火ホイル焼きなど淡々と調理しながら、気付いた時には撮影も開始(笑)。
とてもいい感じのアウトドア感出ている雰囲気での料理撮影でした!
新鮮なハガツオをぽん酢であっさりと・・
見ても、食べても、美味しい逸品でした!
そして、、アウトドアでこのクオリティ!
カンパチの握り
ハガツオ・ハマチ・フグのお刺身!
そして、ハマチのホイル焼きは、「食べるラー油」を体表に塗しながら、腹にレモンとエノキ・ガーリックを詰め込んで味付け。これがまた絶品!臭みも全くない洋風チキンのような味わいでした。
アウトドアで釣った魚をこれだけのレベルで料理する人はそうはいないでしょうね!
盛り付けから調理方法など、料理もアウトドアスタイル全てとっても、とても勉強になりました!
もちろん、料理人時代のTAKUくんの努力もあったでしょうが、TAKUくんのお父様いわく、TAKUくんは幼少期からとても「手が器用な子」だったそうです。
料理をするTAKUくんの姿を見て、、持って生まれた才能もあると・・筆者は確信しました。
それでは、、この時の様子は、TAKUくんのチャンネル「OUTDOOR CHEF LIFE」でご覧くださいね。
さいごに
これからは沖縄まで飛んで旅をする予定とのことで、滞在中は釣りや料理、BBQなどご一緒することができてとても楽しく良い時間を過ごせました。
「釣り」×「アウトドア料理」というコンテンツを持つアウトドアシェフライフと、この数日間同行してみて感じた事は、釣った新鮮な魚をアウトドア(野外)で「和」のテイストを使い、色鮮やかに調理していくTAKUくんはアウトドア感覚で日本伝統を世界に発信するプロの料理人と言わざる得ないです。
まさに素材の新鮮さが命の寿司は、海に囲まれた日本の伝統的なメジャー料理で、釣ったばかりの新鮮な魚を楽しむアウトドア料理にマッチしているように感じます。
釣りとアウトドア。爆釣倶楽部のコンセプトと近いyoutuber「outdoor chef life」。
今後のご健闘を心よりお祈りしています。
お二人とは次回も来日した際は、また一緒に釣りに行く事になっていますので、とても楽しみにしています。どうか、残りの旅も安全で楽しい旅になることを祈ります。
爆釣倶楽部一同より