今年は雨の多い8月となった鹿児島ですが、秋雨前線に入ったのか秋雨前線が去ったのかは良く分からない中途半端な時期ですが、朝晩は少し過ごしやすくなってきた9月。
青い海と黄金砂のコントラストとサンセットがロマンチックなビーチ。鹿児島県南大隅町にある「ゴールドビーチ大浜海水浴場」通称:ゴールドビーチまでのんびりと釣りをしにやってきました。
9月22日は、開聞岳の頭に夕陽が重なり、
とてもいい写真が撮れますよ。
ゴールドビーチ大浜で釣りをする醍醐味は、なんといってもこの開放感とサラサラな黄金色の砂の上を歩くと気持ちいいところ。青い海を照らす日差しと程よい南風、こんな場所で釣りできるのは南国暮らしの特権です。
向こう側の先っちょは大隅半島の先端、佐多岬付近。
白い雲・蒼い空・黄色い砂浜、最高のロケーションでマイナーな釣り。
対岸には開聞岳を見ることができます。
さて、ここのサーフ一帯では、毎年、夏の時期になるとアジングタックルで「テンス」という魚を狙う事ができます。
タックルと狙い方は、以前にも別記事でご紹介しました↓こちらでご覧下さい。「アジングタックル×ミミズ」でキスを狙う方法
テンスという魚
沿岸の砂底に生息しているベラ科の魚で、イラやアマダイに似ています。夜の就寝中や危険が迫った時は、砂の中に潜る習性を持ち、釣りの時もかけたら砂に潜ったりして、大きいサイズのテンスになると、砂から引き出すのに結構苦労したりします。
煮付けや唐揚げなどにして食べると、何気に美味しい魚です。
青いテンス?
ここでは、ゴカイを使ってズル引きデッドスローで立て続けに釣れます。
かけたらすぐに砂の中に潜るので、そのやり取りが面白く、とてもよく引きます。とにかくよく釣れるので、キャッチ&リリースの繰り返し。結構かんたんに釣ることができるのでテンス釣りも楽しいです。
テンスを本命として狙うのも、筆者くらいではないでしょうか・・
今回は夏真っ盛りという事で、かなり暑かったです。。海に浸かりながら釣りしました。GOPROも持って来なかったので写真があまり撮れなかったのです。。
その中、1匹だけ「体色の青いテンス」?
こちらもテンスだったのかは不明ですが、一応写真を撮りました。ベラ科の魚はヌルヌル系の似たタイプの魚が多いので、見分けるのが難しいです。
鹿児島の夏の釣りでは、このようなカラフルな魚がボトムを遊泳しながら餌を探しているので、サーフで底を狙ってみるのをおすすめします。
テンス以外にも釣れた魚は、ヒメジとエソ。昨年はこの場所で、カマスベラも釣れましたが、こちらも引きが楽しめます。
マイナーな釣りだけど、南国ならでは!
ショゴ
テンス釣りを楽しんでいると、なにやら沖合でナブラが沸き始めたので、ジグを投入してみます。
カンパチのお子様が来ました。
30㎝といってもやはり海の暴君、アジングロッドで頭を振られると慌てます。。。
そんなこんなで、ウルトラライトタックルで気軽に楽しむ夏のマイナーな釣りを大隅半島からお届けでした。
まだまだ暑さ残る9月ですので、皆さんも熱中症などにはお気をつけくださいね。
今後とも爆釣倶楽部の記事をお楽しみください(拝)