メバリング・アジングなど気軽に楽しめるライトゲームの中でも人気のある「メッキ」狙いのライトゲーム。

大型のものとなるとGT(ジャイアントトレバリー)と呼ばれ、その強烈な強い引きは多くの釣り人を魅了します。

 

そんな屈強な大型GTとは対象的に、小さなサイズのメッキになると、釣れたらコトヒキのように「グウグウ」と鳴き、愛らしくどこか憎めない魚です。そんな小さなメッキでもライトタックルで狙えば、それなりにトルクフルな引きでファイトを楽しませてくれます。

今回は「ライトタックルでメッキを狙う方法」をまとめてみました。

 

 

メッキの種類

「メッキ」という愛称で呼ばれる魚の種類はいくつかありますが、簡単にいうところ、平たいアジ(平アジ)です。

それぞれ見分ける為の特徴がたくさんありますが、今回、簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

◾️ギンガメアジ

エラ上部に目の瞳孔の大きさよりも小さな黒班があります。

 

◾️ロウニンアジ

ギンガメアジと比べて体高があり、大型になると1mを優に超えます。

 

◾️シマアジ

エラの真ん中にはっきりとした黒斑があり、鮮やかな黄色い尻尾をしています。

 

◾️カスミアジ

ブルートレバリーとも呼ばれる体色の青いメッキです。胸ビレは黄色いのが特徴です。

 

◾️オニヒラアジ

ロウニンアジと混同されやすいですが、体色が明るいことと体に黒い斑点が多く見られます。

 

 

他にもナンヨウカイワリ、ホシカイワリ、インドカイワリ、クロヒラアジなど多くの種類が「メッキ」と呼ばれたりします。

 

 

メッキに適したタックルを意識しよう

メッキ釣りライトゲームに使用するタックルは、メバルやアジを釣るタックルで充分に楽しめます。

色んな釣りに応用できるオールマイティなチューブラータイプの7ft前後のロッドをおすすめします。

 

ルアーは、5g~7g前後のジグやワームなどを使い分けながら、気軽に楽しめるのがメッキライトゲームの魅力です。

 

大物を狙うなら難しいかもしれないけど、子供でも十分楽しめそうですね。

 

 

メッキの釣れる場所

死滅回遊魚であるメッキは、暖かい水温の海域でしか生きていくことができません。よって漁港・河口など、比較的水温の高い場所に群れになって集まりますが、一定の場所に留まらないので、下記のような条件が重なるポイントを探してみましょう。

 

⑴排水口

⑵スロープ

⑶常夜灯

⑷船周り

⑸堤防先端部

⑹シャロー地形変化のある場所

⑺その他、目印になる障害物のあるエリア

 

夏の時期は、釣れるポイントを絞る事が難しいですが、秋から冬にかけては、これらの場所が回遊してくる可能性の高いポイントになるといえます。

 

居付きのメッキも居たりしますが、やはり、数を釣ってメッキゲームを楽しむのであれば、回遊する群れを見つける事がキーポイントになります。

 

まずは、釣れそうなポイントを絞りだしランガンしながら回遊している群れを探し出す事が、メッキゲームを効率よく楽しむ事ができる「道筋」になるでしょう。

 

 

アクション

ジグを使用する場合

ジグの着水後、基本、ただ巻きでウォブリングさせるか、もしくはトゥイッチで不規則にアクション掛けていきます。

マズメ時は、表層を移動しているベイトを意識して、上のレンジからチェックしていきながらレンジを少しずつ下げていきましょう。

 

 

ワーム+ジグヘッドの場合

メッキを釣るために今回、おすすめするワーム+ジグヘッドの釣りは、ずばり「ワインド釣法」です。ワインド専用のマイクロワームとジグヘッドの組み合わせでメッキのライトゲームに効果を抜群に発揮します。

着底後、ラインテンションを張る程度に軽めにしゃくってダートさせながら誘います

基本的なアクションは、ダート&フォールの繰り返しになりますが、3~5回ダートさせたらフォールさせ、フォールで「食わせの間」をメッキに与えましょう。

 

 

ミノーを使用する場合

フラッシング効果のアピール力のある5g~10g程度のフローティング・シンキングのミノ―を使い、ブレイク沿いなどをトレースしていきましょう。

アクションなどは、ただ巻きやトゥイッチなど入れたりして、イレギュラーな動きを与えても良い反応をします

 

 

ベストな時間帯

メッキを釣るためのベストな時間帯ですが、朝マズメ・夕マズメはもちろん、明るい日中も良く釣れます。

その季節により回遊場所やベイトの有無などの影響で変動するために、一概にこの「時間帯」が釣れるとは言い切れる事ではありませんが、やはりポイントとなるのが「ベイト」です。

 

地域によっては、夜でも常夜灯の下で爆釣するエリアもあったりしますので、「ベイトが集まる時間帯」を見つけ出す事でメッキを釣る時間帯を絞り出していきましょう。

そのように考察すると、メッキはポイント次第で「朝・昼・晩」いつでも釣れる事になります。

敢えて、メッキを釣るためのベストな時間帯をいうならば、やはり「満潮前後」と「マズメ」のタイミングがおすすめ!

 

 

メッキゲームを楽しもう

これらのポイントとメッキの習性に合わせた合理的な釣法を押さえた上で、メッキをターゲットとして狙うと、ゲーム性も攻略する価値も高い魚です。

 

さらに、ライトタックルで気軽に楽しめる「メッキゲーム」は、いろんな外道も釣れるのも魅力の一つです。

 

メッキはもちろんのこと、アジ・メバル・カマスなど、狙えるターゲット魚の範囲が広い!

引きも強く、数も釣れるライトゲームをどんどん楽しんでいきましょう!

 

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